怪我をしたのは、私ではなく夫です。
正直のところ、それだけで済んで本当にラッキーだった・・・という状況でした。
最悪の場合即死か、重い後遺症が残っていたかもしれません。
例年通り、夫と友人たちがメープルの樹液を採取して、メープルシロップを作る現場で起こったアクシデントでした。
ざっと説明すると・・・
メープルの樹液を煮詰めてシロップにするには、大量の薪が必要です。
そして煮詰める時の火の番のお供には、たくさんのビールも必要(笑)
下は3年前の写真です。
その日も夫は友人と共に、薪にするための木を切っていたそうです。(もちろん、飲み始める前に)
木を切るにはいつも細心の注意を払い、どこに倒れるか予測しながらなのですが・・・
今回は、倒れてくる木の枝の一部が、離れた場所にあった枯れ木にたまたまぶつかったそう。
その枯れ木が予想もしなかった角度で倒れてきて、夫はとっさに逃げてもろに下敷きになることは免れたものの、衝撃で地面に叩きつけられて怪我をしたのだそうです。
一緒にいた友人がすぐに病院に運んでくれ、後頭部に受けた傷もすぐに処置してもらいました。
(後で恐る恐る見たら、パカッと開いたらしい傷口をホッチキス stapler の針で留めてあった!
麻酔もしなかったそう。医療用なのでしょうが、普通のとほぼ同じ形で冗談みたいです。)
CATスキャンの結果、脳にも内蔵にも異常がなくてひと安心。。。
肋骨の骨折は、基本的に自然治癒を待つしかないようですので、しばらく家で静かにしていなければなりません。
痛み止めの薬は飲んでいても、急に動いた時はもちろん、咳やくしゃみで激痛が走るそう。
あまり笑わせないように注意するよう、ドクターに言われました。
笑い上戸の傾向がある夫にとっては、これが一番難しいかもよ。
家に引きこもるには絶好の(?)天気で、先週は木、金と大雪が降って冬景色に逆戻り!
あまり動けない夫に代わって、私が雪かきしました。
真冬のサラサラの粉雪と違い、湿った重たい雪と格闘していると汗ばむほど。
結構良い運動になります。
風も強かったため、ドライブウェイは吹き溜まりで運転は無理そうな様子。
吹雪となった先週木曜日は、視界も最悪!たくさんの事故があったようです。
4月のコンサートに向けての弦楽器だけの練習は、キャンセルとなってほっとしました。
幸い食料はたっぷりありますから、雪が解けるまで4、5日は買物に出かけなくても大丈夫そう。
皆さんご親切に買物や雪かきをオファーくださるものの、今のところ何とかやっています。
家にあるものだけを工夫して料理するには、絶好のチャンスよ♪
晴天となった昨日は、湖が一部やっと解け始めた所に集まってくる鳥たちを眺めていました。
つがいのナキハクチョウと、オウギアイサ Hooded Merganser というカモです。
カナダグースの賑やかな鳴き声も、真冬には聞けなかったので懐かしい!
私が行ったら飛んで行ってしまったけれど、猛禽類の白頭鷲や鷹も数多く見かけます。
悠々と空高く舞う姿、ほれぼれと見とれてしまうわ~
雪が降る前に我が家の庭に来た珍客は、野生の七面鳥 wild turkey です!
もう8年近くここで暮らしていますが、初めて目にしました。
ワイルドターキーと言えば、バーボンの人気銘柄のひとつですね。
スコッチなどと違ってとうもろこしが主原料のバーボンは、好き嫌いがはっきり分かれるところですけれど、私たち夫婦は大好きです。
夫の頭の傷に処置されたホッチキス針は、水曜日に除去だそう。痛そうだな。
傷を消毒するようにも言われなかったし、シャワーも怪我した当日からOKでした。
全てが大雑把なアメリカだからなのでしょうか。。。
さて、1週間後はいよいよイースター!(今年はずい分遅い)
それまでには、夫もドライブウェイも、もう少し良い状態になっていますように。
人生、いつどこで何が起こるかわかりません。
特別なこともなく終わるいつもの平凡な1日が、実は一番幸せなのだと実感・・・
もっともっと、感謝しなくてはね♪
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Sakuraさん!!!
返信削除旦那様、大事に至らなくて何よりです。
ブログ読んでびっくりして、どっと汗かいてしまいました。
脳の異常がなくよかったです。不幸中の幸いと言って良いのでしょうか。
わたしも肋骨を骨折したときはコルセットもなしでした。(咳のし過ぎで折れちゃったんです)
ゴルフの素振りはできるのに、くしゃみと笑うことができない。
油断すると激痛でした。
しばらく旦那様も笑うの我慢ですね。これは地味にきつかったです。
静かに暖かい春を待ちましょう。
お大事になさってください。
green さん、
削除咳のし過ぎで折れてしまったとは・・・災難でしたね。。。
ゴルフの素振りはできたとのことですが、夫も後ろを振り向くのは大丈夫で、また運転ができるようになりました。
くしゃみはしないように気を付けていたものの、昨日は我慢できずに一発大きいのをしてしまい、しばらく悶え苦しむ結果に(涙;)
でも1週間経ってだいぶ元気になり、今日の午後は抜糸ならず抜針(?)です。
こちらのほうが痛そうですね。
先週降った雪も雨でどんどん解けてきて、気温は春に近づいてきました。
暖かくなるなると共に、さらに回復することでしょう。ご心配ありがとうございます。
お大事にしてあげてください。私の友人(St. Cloud在住)も10年前、ご主人と同じ目にあって、彼は半年間ミネソタ大学病院に入院していました。2年前にお目にかかった際まだ、腰に後遺症をかかえていらっしゃいました。ラッキーといえばラッキーですので呑み過ぎないように
返信削除ウイスキー
ミネソタといえば・・・ではないですがバーボンよりカナディアンの安ウイスキーでしょ
私は在住時いつもWindsorのハーフガロン瓶(といってもプラスチックボトルの尿瓶みたいなやつ)を愛飲していました。(呑んでも減らないのでがぶ飲みしていました)
オーケストラ
昨日友人のお子様がミネアポリスのコンサートホールデビューしたとのお便りが。
ミネソタ人と日本人のハーフの中学生。Minnetonka Philharmonic Orchstraというアマチュアですが、Minnesota Orchestraの本拠地で演奏会って ずるいですね
曲目はドヴォルザークの「新世界より」の(へんてこな)編曲版でした。
私はあさってからSingaporeに遊びに行ってきます。家内と旨安の中華を食べに(暑いぞ)
小林朗
小林さん、
削除お見舞いのお言葉、ありがとうございました。
ご友人は半年も入院なさっていたとのことで、大変でしたね。
夫はそれほどの大事には至らなくて、ラッキーだったのでしょう。
プラスチックの尿瓶みたいなボトルって、ぴったりの表現ですね。
怪我をしてから、夫もさすがにお酒は控えて良い子にしています。
元々、お客様をお呼びした時ぐらいしか飲まないのですが。
「新世界より」の変わった編曲版があるのですか!?聴いてみたい・・・
ミネアポリスのコンサートホールで演奏できるなんて、本当に羨ましいです。
奥様とのご旅行、どうぞお楽しみくださいね。
Sakuraさん
返信削除こんにちは。
旦那様お加減いかがですか?
抜針、無事終わりましたか?
日本でも小さい傷はアロンアルファみたいな接着材でくっつけることもありますから(笑)
早く完治されますように。
くしゃみしちゃいましたか・・・
くしゃみをした爽快感の後に襲ってくる痛みたるや、思い出すだけで汗かきます。
だからくしゃみを不発で終わらす技を身に着けました。それでも一瞬腹筋に力が入るので痛かったですが、普通にくしゃみするよりはましでした。
状況を拝読するだに、本当に後遺症なく無事で良かったです。
神様とお友達の素早い行動に感謝ですね。
普通の生活に感謝しつつ、毎日を滞りなく過ごせることの幸せを実感しますね。
お大事になさってください。
green さん
削除おかげ様で抜針は無事に終わりました。それほど痛くはなかったとのことです。
順調に回復しているようだとドクターに言われ、昨日は久しぶりにお酒も飲んでしまいました。
ただし、重いものは私が持つようにしています。タフなワイフで良かったと感謝されました(笑)
くしゃみは本来無理に止めないほうが良いそうですが、肋骨骨折者にとっては最大の敵ですね。
出そうになったら鼻をつまむと、結構我慢できるようです。
他にも、不発に終わらせる方法があるのですか?ぜひ教えてください。
Sakuraさん
返信削除順調に回復されてるとのことよかったです。
早いですね!!素晴らしい回復力です。
くしゃみを止める方法。
「加トちゃんぺ!」です。
これはエステティシャンの方も使ってる技です。
鼻の下には三叉神経があり、そこを強く刺激すると止まるんだそう。
嘘っぽい~と思いましたが、止まりました!
お試しあれ~。
green さん、
削除「加トちゃんぺ!」ですか!?
わ~、早くくしゃみが出ないかしら。今すぐ試してみたい感じです。
教えてくださってありがとうございました。
ちなみに、ほうれい線撃退には加トちゃんの「アイーン」が良いと、こちらの日本人仲間に教わりましたよ♪
3月にミネソタに遊びに行ったときにミネソタ大学の植物園で私も野生の七面鳥 wild turkeyを40羽位見ました。一緒に行った友人もこんなに見たのは初めてだと言っていました。
返信削除Roy1956 さん、
削除私もミネアポリスに住む娘の住居の近くで、たくさんのワイルドターキーを見かけたことがあります。
大都市でも快適そうに暮らしているのは、緑が多いからなのでしょうね。
でもこの近所で見かけたのは初めてで、最初は何の鳥だかわかりませんでした。
その後どこかに行ってしまったきり、戻って来ていません。