おまけのページ

2018/12/21

リストの「ラ・カンパネラ」を(何とか)暗譜した♪

2018年も、あと少しで終わってしまいますね。
これからクリスマスまでずっとバタバタするので、その前に記録しておきます。

今年の目標のひとつに決めていた、フランツ・リスト作曲の「ラ・カンパネラ La Campanella暗譜で弾くこと・・・何とか実現しました。
ふ~、ギリギリセーフ!!

「鐘」という意味のこの曲、高音による鐘の音色が実に美しくて、ドラマティックな構成です。
こういう超難曲は、つかえないで弾ける状態になると暗譜もほぼできてしまっていたりする・・・

初めて弾いたのは、趣味でピアノを習っていた大学生の時だったと思います。
でも難しすぎて、一応は弾いたけれど「まだ全然ダメ」という状態で投げ出してしまいました。
それから数十年の放置状態を経て、また挑戦したいな!という気持ちに・・・


きっかけは、グリーグピアノ協奏曲(4月に、所属オーケストラのコンサートで演奏)を YouTube で聴き比べているうちにみつけた Alice Sara Ott(アリス=紗良・オット)さんの演奏でした。
グリーグの後だったのかな?彼女がアンコールで弾いたらしい「ラ・カンパネラ」、一音一音がキラキラ輝くようです。


こんなに楽しそうにニコニコしながら「ラ・カンパネラ」を弾く方、初めて見ました。
超絶技巧なのに、まるで無心に遊ぶ子供のような表情・・・?

で、私もそんな境地に達してみたいものだと、古い古い楽譜を引っ張り出して練習を始めたわけです。
もちろん初めは指がもつれ、音ははずれまくり、なかなか大変でしたが。。。

結婚後ずっとマンション暮らしで、思い切りガンガン弾くのは無理だった日本と違い、ここミネソタではご近所に迷惑をかける心配がないのが嬉しいです。

夫がいない時は、夜中でも弾いちゃう♪
時々ネコのキキが、鍵盤上にジャンプしてきますが・・・

辻井伸行さんのように、曲が心の目で見えるようになるまでにはまだまだ程遠いです。
彼の魂の清らかさがそのまま音になったような、とても心を動かされる演奏ですね。


そして「ラ・カンパネラ」と言えば、この方・・・
80代になられても、フジ子・ヘミングさんの「ラ・カンパネラ」には他の方には真似できない何かがあります。


若いピアニストたちに比べるとかなりゆっくりに感じますが、彼女の間の取り方には独特の主張があり本当に魅力的です。
私も、自分で弾くにはこの位の落ち着いたテンポが好き。(というか、上のお二人のように速くは指が回らない・・)
もう少し余裕がでてきたら、細部まで弾き方をお手本にしたいなと思っています。

まだ日によって全然調子の出ない時もありますが、この素晴らしい曲を心の中に住まわせることができるようになってハッピーです♪
スーパーのレジがめちゃくちゃ混んでいたりしても、心の中でプレイボタンを押せばそこは即コンサート会場となり、イライラせずにすみます。

それにピアノを弾くのはかなりの運動量のようで、腕もたるんだりせず、結構いい感じに筋肉がついているのが密かな自慢よ~ん。
寒い日でも弾き続けていると汗をかくほど・・・暖房費節約になるかも?


作曲者のフランツ・リスト Franz Liszt、若い頃はかなりのイケメンだったそう。


彼がピアノを演奏する姿に、女性ファンが失神したとか・・・
そんな様子を思い浮かべながら弾くのも、また楽しいですね。♥♥♥*:..。♦♫⁺♦*♥♥♥


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