ブログには書きませんでしたが、実は12月初めに日本から戻って4日後には、クリスマスコンサートに出演というハードスケジュールでした。
毎年同じような曲を演奏するので、それは何とか無事にこなしました。
でも、今回はちょっと手強い・・・
2月半ばと3月初めに続けてコンサートがあるため、必死で自宅練習中なのですが、頑張るぞ~!という気になれずにいます (汗;)
3月は楽しみなのですけれどね。
あの 「のだめカンタービレ」 で大人気となった、ベートーヴェンの交響曲第7番など、いわゆるクラシックの名曲ばかり♪
日本でも演奏した経験があるので、きっと大丈夫よと自分に言い聞かせています。
問題は、2月のコンサート!
アーロン・コープランド Aaron Copland という、20世紀のアメリカの作曲家の特集です。
そんな作曲家、知らなかったわ・・・アメリカでは有名なようですが。
ウィキペディアによると、
アメリカの古謡を取り入れた、親しみやすく明快な曲調で 「アメリカ音楽」 を作り上げた作曲家として知られる。
・・・のだそうです。
今までにも、ガーシュインやバーバーなど、アメリカの作曲家の曲は何回か演奏したことがあります。
その度に、素敵だな~♪ と思ったのですが、今回のコープランドおじ様の曲は、どうもやる気が起きなくて・・・
お顔がお地味なせいもあるかしら。。。なんて言ってはいけませんね。
赤い子馬、ロデオ、キャンプ、ワゴン、農園・・・曲のタイトルには、田舎の香りがプンプンしそうな語が並びます。
それは別にいいのですよ。 私だって今は、とんでもないド田舎に住んでいますから。
でも実は心の底では都会暮らしが懐かしくて、、脳が無意識のうちに拒否反応を示していたりして!?
簡単すぎてつまらないわけでもなく、難しすぎて全然ついていけないわけでもなく、何となく気持ちが盛り上がらない。 困ったな。。。
うっとりするようなメロディーや、神を感じるような重厚なハーモニーや、あか抜けたおしゃれなフレーズ・・・などの要素がないからでしょうか。
でも、すご~くびっくりしたことがありました!
私がパソコン作業をしている時には、たいてい何か音楽を聴きながらです。
ある日選んだのは、イギリスのプログレッシブ・ロックバンド、エマーソン・レイク&パーマー Emerson, Lake & Palmer (以下、 ELP と省略します) の1972年のアルバム、トリロジー Trilogy でした。
それを聴いた直後に、次回のコンサートで演奏する曲が YouTube に載っているかどうかを調べました。
何とまあ、2月に演奏するアーロン・コープランドの Hoedown は、ついさっき聞いたばかりの ELP のトリロジーの中に入っている曲でした!
ロック風のかっこいいアレンジ・・・70年代からずっと聞き慣れていた曲だったではありませんか!
また、音楽の神様のいたずらだったようです。 サボっていないで練習しろって・・・?
金管とパーカッションだけで演奏する (弦はお休み、ふっふっふっ・・・) Fanfare for the Common Man 「市民のためのファンファーレ」 という曲も、やはり ELP がアレンジして演奏していることがわかりました。
この曲、戦後オリンピックのファンファーレの類型を作り出したとのこと。
実はいい仕事してたのね! コープランドおじ様・・・
これでちょっとうれしくなったので、気を取り直して、もう少し頑張って他の曲も練習することにします♪
これが ELP の Hoedown 、キース・エマーソン Keith Emerson のキーボードが、すげえかっこいいですぅ♪♪♪
で、こちらがオリジナル。 速くて指がもつれそう・・・私たち、こんなの弾けるのかしら。
ELP の Fanfare for the Common Man も、ついでに載せましょう。
モントリオールのオリンピックスタジアムでの収録だそうです。
吐く息が白くて寒そう!
Hoedown の頃に比べ、ベースのグレッグ・レイク Greg Lake のお顔が、どんどん成長し始めています。。。
元々ふっくらしたお顔だったとは言え、デビュー当時はフリフリの似合う美青年だった彼。
現在では、お顔だけではなく、体も本当にまんまるです・・・
ジュリーのおかげで、お年を重ねるにつれ自然体で生きるようになった方々には寛容なワタクシですが、この激変ぶりにはさすがにびっくりしました!
グラミー賞授賞式に出演していた、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターは、相変わらずすっきりしていましたよね。
歌声も変わっていなくて、うれしかったです。 (*^_^*)
ランキングに参加中です。
更新の励みになりますので、クリックで応援よろしくね♪
にほんブログ村
にほんブログ村