おまけのページ

2013/04/14

50ウン年生きてきて、初めて気付いたこと

何と夕方から吹雪という、とんでもない予報のミネソタ北部です。。。
外はまだバリバリの雪景色なのに、今の時期の日の入りは8時過ぎ・・・
う~ん、かなり不思議な世界だこと。

今週も、金曜日頃まで雪マークが並んでいるではないですか!
マスターズゴルフの美しいグリーンを、指をくわえて眺めている私たちです。


雪には慣れているはずのミネソタンだって、さすがにうんざりしています。
夕べは友人たちを招待し、みんなで憂さ晴らし。
いただきものの鹿肉(義弟が仕留めた venison のグリルをメインに、色々な料理を振舞いました。


写真の一番下は、マッシュしたかぼちゃ kabocha squash をマヨネーズで和え、砂糖と塩こしょうを加えたもの。
自家製ドライパセリを散らし、キャラメライズしたスライスアーモンドを飾って出来上がりです。

この深い味わい・・・一体何を使っているの?と聞かれました。
アメリカのマヨネーズではなく、キューピーマヨネーズ Kewpie mayonnaise を使うのがポイントよ。

でも、日本製のマヨネーズはここでは贅沢品なのです。
キッコーマン醤油はどこのスーパーでも必ず手に入るのに、残念ながらマヨネーズはそうはいきません。
アジアンフードを扱っている店まではるばる出かけるか、ネットでオーダーするか・・・

たまにセールで4ドル代で売られていることもありますが、普通は1本が6~9ドルもして、車のガソリン代や送料もかかるので、大事に大事に使います。

何年か前、キューピーはアマゾンのマヨネーズ部門で、売り上げナンバーワンになったそう。
アメリカ人もそのおいしさにちゃんと気付いているのだから、普通のスーパーでも売って欲しいな。


ところで、キューピーマヨネーズのことをネットで調べていて、大変なことに気付いちゃった!
社名も商品名も、キューピーではなく キユーピー なのですね!!
もう50ウン年も人生やっているのに、昨日初めて知りました。

実はシャチハタシヤチハタだし、キャノンキヤノンだった。。。
理由は、小文字が入ると見た目にバランスが悪いからとか、戦前の「拗音・促音を小字で表記しない」歴史的仮名づかいのままだとか・・・

もうひとつ、大きな間違い発見・・・
ブルドッグソースではなく、ブルドックソースでした!!

うわ~、知らなかったの私だけ? 英語ではちゃんと Bull-Dog と書いてあるのになぜ??
今まで、誰も教えてくれなかったぞ。

ビッグカメラでなく、ビックカメラなのは知っていたけれど、それで満足していてはいけなかったのですね。
紛らわしい名前つけないでよね。 ( ̄_  ̄メ)



・・・さて、気を取り直してパーティーの話に戻ります。

友人夫婦は、息子さんのお得意料理だという、ブリーチーズ brie cheese とドライチェリーをパイ皮に包んで焼いたオードブル、それにほうれん草といちごとキウイのサラダを持ってきてくれました。

その上、自家製ワイン(日本の果実酒にあたるものも、こちらではワインと呼ぶ)も。
ワインのラベルも息子さんがデザインし、作ってくれたものだそう。 美しすぎる・・・!




招待したもう一人の友人がニューヨーク生まれなので、デザートはニューヨークチーズケーキに決まり♪
粉類を全く使わないので、ものすごくクリーミーです。 冷凍ブルーベリーで作ったソースをたらりと・・・
切り分けるたびに包丁を拭けば、断面もきれいです。


レシピは、こちらを参考にさせていただきました。 ⇒ ニューヨークチーズケーキ(2008)
(底はグラハムクラッカー100g、バター40gに変更)

日本ではこのレシピの通りでOKでしたが、こちらのオーブンでは焼き色がいまいちなので、180℃に上げてから10分焼きました。

グラハムクラッカーは、 Keebler のものを使用。
マクビティダイジェスティブビスケットでもおいしいです♪



こんなミニパーティーの時のBGMによく選ぶのは、トーマス・ハーデン・トリオ Thomas Hardin Trio というバンドの、クラシックをジャズにアレンジした曲です。
外国人かと思ってしまいますが、実は日本人。 彼らのCDをシリーズでたくさん持っています。

とてもリラックスして聴け、耳に心地良いので、皆さんに大好評。 洗練された大人の雰囲気です。
アメリカのアマゾンでも、CDとMP3の両方を販売しています。


もう長~いお付き合いの友人たちとの楽しい食事、数々の思い出話に花が咲きました♪
おいしい自家製ワインで、みんなほろ酔い気分・・・いつか必ず春はやってくるさ~!

6 件のコメント:

  1. こんにちは。

    私も50ウンねん生多ますが、キユ–ピーなんですか?
    ブルドッグではなくブルドック? え〜違うんですか?
    キューピーの味はアメリカのマヨからは出せない隠し味ですね。ちょっと入れるだけで味がかなり違うんだもの..こちらでも売ってほしいいくらいです。

    まだ雪に囲まれてるんですね...いや長過ぎだわ。
    そんな時に友達を呼んでディナーは最高ですね。。長尾夜を楽しく気分を変えるのに一番。食と会話で楽しく凄く..もっと続きそうですか?

    こちらは今日は60ですが明日からまた雪がちらつくそう..もういらないよ〜〜

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    1. ねこちゃんさん、

      そちらは、気温と天気の変化が激しいですね。
      ミネソタでは順調に (?) 冬型の気候が毎日続いています。
      今日も吹雪いて視界が悪くなるので、
      用事のある人以外はなるべく出かけないように・・・と
      天気予報で言っていました。

      夫婦二人で悶々としていても暗くなるので、
      友人を招いてパ~ッとというのは、
      とても良い気分転換になりましたよ。

      アメリカにはビジネスチャンスが転がっていると思うので、
      キユーピーさんには、もうちょっと欲を出して欲しいな~

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  2. Sakura さん、こんばんは。

    これはどれもこれもおいしそうなー、大人の夕食会ですねー。
    さすがです。こーいうのいいなー。
    義弟さん、ハンティングをするんですね。鹿肉!といい、スモークした豚肉といい、
    すごい。夏のバーベキューの時も頼りになりそう。

    やっぱり日本のマヨネーズよね。
    そうそう、キューピーマヨネーズは貴重品です。アジアン・ストアに遠征した時か、
    日本に帰省した時にした手に入らないー。大切にしすぎて賞味期限だいぶ過ぎちゃった
    こともあります(涙)。うちでは日本のとアメリカのとマヨネーズは必ず2本用意して
    います。特別な時には日本の(笑)!
    キユーピーとか、キヤノンなどの表示についてはまるで気づきませんでした。
    思い込みってコワイかも。

    ジャズにアレンジしたクラシック、心地いいですね。

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    1. じんさん、

      このブログ記事、自分のアホさ加減を世界中に公表か?・・・と
      恐る恐るアップしましたが、
      私だけの見落としではなさそうで、ちょっとほっとしています。
      やっぱり、気がつかなかったわよね~

      義弟たちには、食材と料理の面でいつもお世話になっているのです。
      「食」 を大切にしている親戚でよかった!
      何と言っても、食べることは生きる基本ですものね。

      私もネットでキユーピーマヨをオーダーしたばかり。
      送料が高くつくので、日本人の友人と折半することにしました。
      同じく、特別な時のために大切に取っておきます♪

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  3. 吹雪…ですか…
    まだもう少し、冬が長引きそうな気配ですね。
    でもワインボトルの向こう側のパティオが最高の夏を待っている感じがします。
    春が短くて一足飛びに夏になるかもしれませんね♪
    Sakuraさんの広々としたお家の空間が写真を通して気持ちよさそうです。^_^

    そうなんです。日本のマヨネーズはミラクルな味なんですね。
    こちらは手に入りやすいんですが、定着するまでにいろいろ試したなかでPolishのマヨネーズが一番代用できました。クラフトとかのはもう蓋をあけて、殆ど残したままでした。

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    1. chopiana さん、

      日本にいる息子とゴールデンウイークの話をしていて、
      あら~、そういえばもうすぐなのねとびっくり!
      ミネソタはまだ雪深く、何だか2月頃のような雰囲気ですもの。

      その代わり夏になったら、暑い地方の皆さんに同情しながら、
      パティオでのカクテルタイムを楽しみますよ♪

      アメリカのマヨネーズは、キユーピーのとは全く別物ですね。
      どうでもいいものには使っていますが、
      ここぞといいう時は、やはり日本のでなくちゃね。


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