おまけのページ

2013/02/09

もちもちでプチプチのワイルドライスブレッド

ずっと前、友人宅でごちそうになったワイルドライスブレッド Wild rice bread を、家で焼いてみました。
おいしかったのでレシピをいただいたのに、焼くのを長らく保留にしていたパン・・・ついに日の目を見ました~!

レシピは最後に載せておきます。
この辺ではワイルドライスバターミルク butter milk も簡単に調達できますが、日本ではちょっと大変かな?
グラムではなく、1カップ、2カップなどと容量で表すアメリカ式のレシピですしね。


私は相変わらず、手ごねでパンを焼いています。
去年の誕生日祝いに bread machine をプレゼントしてもらう約束だったのに、迷っているうちに機会を逃し、もうすぐ1年が経ってしまう。。。
今年こそよろしく!と今から夫に催促しています。

このパンはとてもシンプル。 ワイルドライスをゆでておいて、こねたパン生地に混ぜるだけ。
パン生地には、水や牛乳の代わりにバターミルクを使うのが特徴です。
そのせいかどうかわかりませんが、しっとりもちもちした感じで、めちゃうま~い♪


もちもちパンに、ワイルドライスのプチプチ感がいけます!
焼き立てを、一気に3切れ食べてしまった・・・ヤバい!!
夫と息子も、うなりながらパクパク食べていました。


材料しか聞いていなかったので、発酵温度&時間、焼く温度&時間など、全てアバウト。
様子を見て、想像力を働かせながら作りました。

イーストだって、日本では何グラムときちんと計量するのが普通なのに、大さじ半分って一体どこに合わせりゃいいんだ?
ワイルドライスを加えたら、生地がちょっとべたついてきちゃったけれど、大丈夫かな。。。
不安材料がいっぱい・・・それでも、最後にはおいしそうな香りが漂ってきてほっとしました。


バターミルクなるもの、アメリカのレシピ本には時々出てきますが、実は今まで購入したことがありませんでした。
牛乳売り場の隅の方に、ひっそりと(?)生息しているのを発見!
1クォート(1リットル弱)より小さなものはみつかりません。 ほんの少ししか使わないのにね。

これが噂の(?)バターミルク

名前から想像すると、普通の牛乳より濃そうな気がしますね。
でも元々バターミルクとは、牛乳やクリームからバターを作る時、分離されてあとに残った液体のことを指していたそうです。

今アメリカで売られているバターミルクは、無脂肪乳 or 低脂肪乳に乳酸菌の一種を加えて作られているそう。
私が買ったのは、乳脂肪分1%のものです。
見かけは、ヨーグルトドリンクみたいに少しとろっとした感じ・・・


試しにさっそく飲んでみました。
う~ん、まずくはないけれど、積極的に飲みたいというほどの味でもない。
普通の牛乳よりカロリーが低いし、カルシウムも豊富で、健康には良さそうですが・・・

バターミルクは、パンケーキなどをしっとりふわふわに焼くのによく使われます。
手に入りにくい日本では、プレーンヨーグルトスキムミルクを混ぜ合わせたり、牛乳レモン汁またはを加えて代用することができるようです。

チキンなどを長時間漬けておくと柔らかくなり、お味もよくなるそう。
そうして揚げたフライドチキンは最高だとか・・・残りのバターミルクは、そのように使いきることにしましょう。


レシピは以下の通りです。
友人は bread machine 使用でこの2倍量をちゃちゃっと。
手ごねだと大変なので、半量に変更しました♪



Wild Rice Bread(ワイルドライスブレッド) 2本分

材料  
 ゆでたワイルドライス  1C(目分量ですが、生のワイルドライス1/3C分位?)
 Bread flour(強力粉)  2C
 ドライイースト  大1/2
 バターミルク   1C(またはプレーンヨーグルト 80cc+無脂肪乳か低脂肪乳 160cc)
 ブラウンシュガー(または三温糖)  大1
 塩  小3/4
 オリーブオイル  大1


作り方
 1) ワイルドライスは軽く洗って鍋に入れ、たっぷりの水と塩小さじ1を加えて45分位ゆでる。
   (もし水が少なくなったら途中で足して、こげつかないように。)  ザルにあける。
 2) ボウルに粉、ブラウンシュガー、イーストを入れ、38℃位に温めたバターミルクを入れる。
    木べらで混ぜてひとまとまりになったら、塩とオリーブオイルも加え、こね台に移してこねる。
 3) たたきつけたり伸ばしたりしながら15分位こね、ワイルドライスを混ぜ合わせる。
 4) 均一に混ざったら丸めて、2)のボウルにいれ、ラップをして40℃で45分位一次発酵させる。
 5) 生地の大きさが2倍ほどになったらフィンガーチェック、軽くガス抜きして2等分して丸める。
    ベンチタイムを10分おく。
 6) それぞれをめん棒で円形にのばし、端からクルクル巻き、巻き終わりはしっかり閉じる。
 7) 閉じ目を下にしてクッキングシートを敷いた天板に乗せ、ラップをして40℃で25分位二次発酵。
 8) ラップをはずし、190℃に予熱したオーブンで20分焼く。

 *アメリカの軽量カップは、1Cが約240ccです。
 *バターミルクを加熱すると、モロモロと分離した感じになりますが、気にせず使いました。
   特に問題なかったけれど、よかったのかな?



おまけ 昨日は、朝のうち真っ青な空にまっ白な樹氷が映えて、とても美しかったです。
     お昼前には解けてしまい、すっかり元の茶色い木々に戻っていました。 
     まるで魔法みたい・・・



偶然撮影できたこの写真も、我ながら気に入っています♪
陽光が、バードフィーダーにともったキャンドルの光みたい・・・


12 件のコメント:

  1. こんにちは サクラさん、
    ワイルドライスのパン美味しそう 
    私も作りたくなりました。
    前回の甘納豆も作ってみたいですネ。


    お写真を見る限りまだまだ寒そうですね。
    全部素敵ですが 特に最後のモノクロームの最高!

     

    返信削除
    返信
    1. sta さん、

      そちらでもワイルドライスは手に入りますか?
      甘納豆を簡単に作るには、缶詰のひよこ豆でもOKかも。
      ぜひ作ってみてくださいね。

      最後のは、全く修正なしでモノクロ写真のように出来上がりました。
      こんなのが撮れるから、寒くてもミネソタ暮らしはやめられない (笑)

      削除
  2. おはようございます。

    そちらはまだ白銀の世界なんですね。澄みきったブルーがコロラドとにてます。
    最後の写真、タイミング良くとらえましたね..何か素敵!

    ワイルドライスブレッド、作ってみたくなりました。
    ブレッドマシーン、以前持ってましたが、あまりベイキングな好きじゃなくてスペースばかりとるので友だちに売りました。今思えばキープしとけば良かった。。

    表が寒くても家の中はパンが焼ける匂いとオーブンの熱で暖かになりますね。。。

    返信削除
    返信
    1. ねこちゃんさん、

      おはようございます!
      今日は1日中雪の予報なので、
      またお菓子でも焼こうかなと考えています♪
      オーブンを使っていると、確かに暖かいですね。

      開拓時代の人たちは、一体どうやって冬の寒さに耐えたのだろうと、
      今朝夫と話していたばかり。
      暖房完備、水道も使え、車でどこにでも行けて、
      ネットや電話で世界とつながっている暮らしは、
      彼らの時代に比べると天国ですよね。
      もっと感謝しなくちゃ・・・

      削除
  3. こんにちは。
    パン、とってもおいしそうにできてますね!!
    私もワイルドライス入りのパン、あの食感が好きで時々作ります。
    私もパンは手ごね専門ですよ~。
    ブレッドマシーン、あるのですが、個人的に手を使うのが好きだったりします(笑)♪

    返信削除
    返信
    1. Reiko さん、

      ワイルドライスは、ちょっと香ばしくてナッツみたいで、
      大好きな食材のひとつです。

      Reiko さんも手ごね派ですか!?
      パン生地って、触っているだけで何だか癒されますよね。
      段々弾力が出てくるのを直接感じることができるのも、
      手ごねならでは・・・
      でも一度に大量に作る時は、やっぱりブレッドマシンが欲しいです。。。

      削除
  4. Wild RiceがBreadと共演できるのですね♪
    栄養豊富でしかもしっとりとうかがい、おいしそ~☆
    オーブンものの苦手な私ですが、これは一度是非トライしたいです!

    この冬をふりかえると、バンクーバーはかなり温暖な冬でした。
    昨日はもう、春を思わすような天気でした。今日は雨ですが^^
    Sakuraさんの素晴らしい銀世界のお写真の数々でこの冬は十分満喫させていただきました。

    返信削除
    返信
    1. chopiana さん、

      バンクーバーは暖冬だったのですか!?
      こちらは、-30℃越えの日が何日かあったけど・・・
      昨日も大雪で、道路が大変なことになっていました。

      Wild rice と Bread の「共演」 という表現がいいですね♪
      パン作りには時間がかかりますが、
      ずっとそばにへばりついているわけではありません。
      発酵を待つ間に、他のことができるので大丈夫!
      焼き立てのパンの香りは、幸福な気持ちにさせてくれます。
      ぜひぜひトライしてね。

      削除
  5. Sakura さん、こんばんは。

    わあ、おいしそうなパン。
    またパン作りたい虫がむずむず・・・。
    実は、わたしもバターミルクは買ったことないんです。
    何だか怖くて(?)ははは。
    そうそう、よくパンケーキとかビスケットに入ってますよね。
    これを作るために勇気を出して(?)買ってみます。
    パンをこねて一次発酵させるところまではブレッドマシーンでやっています。
    こねる作業、手首が痛いので。便利ですよ。

    濃い空の色。樹氷とのコントラストがすごく美しいですー。
    バードフィーダーの写真、絵本の影絵のよう。

    返信削除
    返信
    1. じんさん、

      無事に (?) 「バターミルク」 デビューを果たしました。
      インスタントのパンケーキミックスにも使われているので、
      ふわふわにする働きは、折り紙つきなのでしょうね。
      怖がらずに (笑) 買ってみてください。

      レシピをくれた友人も、一次発酵までを bread machine でやっていました。
      私も年と共に指や手首が痛くなってきたので、
      やっぱりぜひ欲しいですね。
      もうあまりうれしくはない誕生日が、今年は待ち遠しいかも・・・?

      削除
  6. Sakuraさん、焼き立ての美味しそうな香りがただよってきそうです~。
    バターミルクとは初めて聞きましたが、量がたくさんありそうなので、賞味期限が来るまでに使えるといいですね♪^^
    パン焼き器、今年はぜひおねだりしてみてください。私もニーダーをゲットしてからは、その便利さに手ごねはまったくしなくなっちゃいました。
    今日はバレンタインですが、レモンパウンドを焼きました。旦那に焼き立てのチョコレートフォンデュを出したいのですが、夜帰ってくるのがおそくなりそうなので、何時から仕込めばいいんだろうという感じです^^;

    返信削除
    返信
    1. たまごろうさん、

      手ごねの魅力も捨てがたく、でも手は痛くなるし・・・
      ニーダーがあると便利でしょうね。
      チョコレートフォンデュ、ご主人が大喜びだったでしょ?

      私はこれから、チョコレートフロスティングをたっぷりかけた
      キャラメルライスクリスバーを作る予定。
      典型的なアメリカのお菓子です。カロリー高そう。。。

      バターミルクを使ったふわふわパンケーキも、大好評でした。
      お客様も来たので2日連続で焼き、無事に全て消費しましたよ~
      こんな食生活を続けていると、ヤバいな・・・

      削除