おまけのページ

2013/01/07

ケニアの隠し子

親しい友人にさえ、あまり話したことはないのですが・・・

実はケニアに隠し子が1人います。 1999年生まれ、13歳の女の子です。


やっとのことで、クリスマスの飾りを全部片付けた今日、その子からクリスマスカードが届きました!
はるばるケニア Kenya からだもの、ずい分日数がかかったのね。


本当のことを明かすと・・・

私たち夫婦は日本に住んでいた時から、ワールド・ビジョン World Visionチャイルド・スポンサーシップに参加しています。

ワールド・ビジョンはキリスト教精神に基づいて開発援助、緊急人道支援、市民社会や政府への働きかけを行う国際 NGO(非政府組織)です。

毎月一定額を支援することで、アフリカ、アジア、南米など発展途上国の子供達の健やかな成長を促し、教育を受けさせ、やがては地域が自立できるよう援助するというプログラムです。

寄付金は、学費だけでなく地域全体の発展のために使われますが、特に1人の子供を「チャイルド」として紹介され、その子と文通することができるのです。

誕生日、クリスマスには、カードに同封できる程度のちょっとしたプレゼントも送ります。
あちらからも、手紙や写真付きの成長報告が時々送られてきます。


始めたのは、ちょうど15年前の1998年でした。
サポートする国は自分で選ぶこともできますが、私たちはワールド・ビジョンにお任せすることにしました。

最初に紹介されたのはケニアの女の子・・・当時、娘と同い年の小学校4年生でした。

顔写真と共にプロフィールが送られてきた時、これからこの子の人生に大きくかかわるのだなあと、責任と喜びを感じました。
誕生日に(推定)とカッコ書きがあったのには、びっくりしましたが。

多分これからも訪れることはないだろう、遥かなるケニアの地に、小さいけれど自分の足跡が残せるなんて、何だかワクワクするではないですか!


彼女はとても勤勉で成績優秀、音楽も専門的に学びたい、いつか日本にも行ってみたいと意欲的でした。
身長170センチ近くのスラリとした素敵なレディーに成長し、年齢制限のため、彼女へのサポートは打ち切りになりました。

彼女が、どこに向かって羽ばたいて行ったのかはわかりません。
きっと今頃は、何らかの形で世界に貢献しているに違いない・・・と信じています。

はじける笑顔がうれしいね♪

続けて私たちのチャイルドになったのが、またしてもケニアの女の子でした。
紹介された時にはまだ5歳だった彼女も、13歳となりました。
私たちも、それだけ年を取ったということね。。。

日本からミネソタに引っ越すにあたって、チャイルド・スポンサーシップはどうなるのだろうと心配でしたが、問い合わせたところ、そのまま続けて支援できることになりました。
チャイルドからの手紙なども、ちゃんとアメリカの住所に送られてきます。


意思の強さを感じるまなざし、でも口元には微笑みをたたえている写真を見て、うれしく思います。
(一番上の、クリスマスカードの写真です。)
ケニアからの切手も、捨てられなくてキープです♪



今日はやたらと暖かくて、春みたいでした。
家の掃除をしていたら汗ばむほど。 ジャケットなしで庭に出ても寒くなかった・・・

でも気温を見たら、0℃でした!
冬のミネソタでは、「明日はすごく暖かくなるみたいよ、氷点 (freezing point) だって。」という会話が成り立つのは、本当だったのね。

人間の体って不思議・・・-20℃台を経験すると、0℃なんていうのは、冗談抜きでとても暖かいのです。



話は変わって、私にとっては 超ビッグニュース!

ジュリー(沢田研二さん)が10代から20代初めに属していたザ・タイガースが、オリジナルメンバー5人全員揃って12月にコンサートという発表がありました!!

一昨年から去年にかけてのコンサートは、色々な事情により、トッポ(加橋かつみさん)抜きだったので、いつかそのうちきっと!と期待していました。

子供は巣立って孫も2、3人いたりして、親の介護も一段落・・・お金も時間もある。
そうだ、私の青春はザ・タイガースと共にあった!私の人生まんざらじゃない、あんなに燃えてたんだもの!なんて気付いちゃってるのが、彼らのファン世代ですよ。
(私はおませだったので、平均よりはもうちょっと下です。)

武道館と東京ドーム他、全国8ヶ所でコンサートですって。
チケットの激しい争奪戦が起こりそうな気がします。

このうれしいニュースのせいで、私の身も心も火照っているのかも (♡∀♡) ~♥♥♥
ああ、何があっても絶対また日本に帰らなきゃ・・・

9 件のコメント:

  1. Sakuraさん、

    おはようございます。
    私は以前から発展途上国に住む子供達の為に同じ様なことをしたいと考えてました。今も同じです。素晴らしいことですね。
    私の場合は教会を通してですが。。

    質問ですが,援助が13歳まで,とありますがどうしてでしょうか?
    その後も援助が必要ではないのでしょうか?

    サポート後の状況は分かりませんか?どんな理由で打ち切るのか分かりませんが、その子が元気に頑張っていると良いな〜! こちらで勉強するとか。。
    彼らの人生が変わると思います。。

    ジュリー,今はどうしてるのかな?
    友だちに大ファンがいまして、コンサートへ行く度にお花を持っていくらしいです。でもそれを彼に渡せないらしい..関係者が受け取り、,その後はどうなるのか..心が浮き浮きします♪

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    1. ねこちゃんさん、

      教会を通しての支援も、アメリカではよく行われていますね。
      素晴らしいことです。
      そういう意識が、こちらではとても高いと思います。

      ご質問の件ですが、13歳というのは現在支援している子の年です。
      彼女へのサポートは、まだしばらく続きますのでご安心を。
      最初の子は、彼女が16歳と数ヶ月までサポートしました。
      今は自立して、どこかで元気に頑張っているに違いありません V(^-^)

      ワールドビジョンでは、子供が学校を卒業して仕事につくまで、
      または家族が経済力を得て援助が必要でなくなるまで・・・と
      定義しています。

      ジュリーは、今もソロコンサートツアーの真最中です。
      毎年パワフルに、全国を巡っていますよ♪

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  2. sakuraさん今年もどうぞよろしくお願いします<(_ _)>

    未読のブログを全部読み切れていなくてすみません
    ↓のパンブログを読んで頑張ってるなぁ~って感心させられました
    本当に是非パンの伝道師になってくださいね 応援しています!

    ワールドビジョン こんな形の支援があることを始めて知りました
    5歳・・・私たちの孫と同じくらいの子供が支援を必要としていることは胸痛むことですが
    それを長い期間続けてきたsakuraさんご夫婦に頭が下がります
    最初に縁あった女の子に対して自分の足跡が残せるとワクワクしたsakuraさんの原動力
    オリジナルメンバー5人揃ってのコンサート 楽しみですね~

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    1. YUKI さん、

      最初の子は10歳からでしたが、
      あっという間に長い文の手紙をくれるようになりました。
      現地語ですので、スタッフが英語に訳してくれていました。

      今の子は5歳から。 YUKI さんのお孫さんと同じ位なのですね。
      まだ、スタッフが英語で様子を書いてくれるだけで、
      本人の描いた絵が、それに添えられています。
      最初の子より、のんびりしているのかな?
      毎年成長記録が届くのが、楽しみです。

      世界のあちこちに、生きる原動力があるのは、
      幸せなことですね。

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  3. 明けましておめでとうございます。

    東京は寒いです、8度くらいありますが・・・(笑)
    慣れってすごいですね!

    今年はわたしも年女、思い出残る年になればいいな~と思っています。
    チャイルドスポンサーシップ、電車の広告で見ています。
    学校給食の援助もありますね。
    わたしたち夫婦は子供に恵まれなかったので、海外の養子を取ることも考えましたが、
    日本では養子ってまだまだ偏見があったりして、難しく諦めてしまいました。
    でもこういった形で援助できるのであれば、それはとても素晴らしいことですね。
    早速問い合わせてみたいと思います!

    本年もよろしくお願いいたします。

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    1. GREEN さん、

      今日はさらに暖かく、3℃もありました!
      思わず窓を開けて、爽やかな風を部屋に入れてしまいました (笑)

      こちらでは、身近な人の中にも、養子を迎えて育てた人がずい分います。
      養親となるための審査はかなり厳しく、時間がかかると聞いています。

      チャイルドスポンサーシップは、その辺のハードルが高くありませんし、
      手紙は日本語でもOK! (スタッフの方が翻訳してくださいます。)
      無理なく続けられる良い制度だと思います。
      素敵な出会いがあると良いですね♪

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  4. とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。

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  5. Sakuraさん、はじめまして。
    かなりの過去記事へのコメントで申し訳ございません。
    東欧在住のターニャと申します。住んでいる国にワールドヴィジョンの拠点がないため、日本に問い合わせたところ、ドイツ事務所のカバー地域だと教えていただいて、ドイツに連絡したところ、Webも連絡もすべてドイツ語であること、支払いにクレジットカードを利用できないことなどから、イギリスを紹介されました。
    イギリスのかたもすぐに親切なメールをくださって、まずはチャイルドを選ぶようすすめてくださったのですが、Webを見ても月額の表示が見つかりません。申し込んでから、案内されるものなのでしょうか?前向きに考えてはいるのですが、気になったのでお尋ねさせていただきました。

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    1. 匿名さん、

      はじめまして。
      この記事でご紹介した女の子も立派に成長し、サポートは終了しました。
      元気にしてくれているといいなと、いつも祈っています。

      私の場合、日本の郵便局の口座をそのままにしてあるので(実家の住所で)、
      アメリカに移住してからも、毎月の援助はそこからの引き落としでした。
      今も同じかどうかわかりませんが、サポートを始めてからずっと援助金は毎月4,500円でした。
      国によって全然違うということはないでしょうから、それを目安にしてください。
      どんなチャイルドとのご縁があるのか、楽しみですね♪

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