おまけのページ

2012/08/15

おばけズッキーニの処理に困って

知り合いの方から、やたらと大きな 「おばけズッキーニ」 をいただきました。

長さも円周も約30cm、、重さは2kg近くあるしろものです。
横の鉛筆と比べてみてください。


育てた人自身が、どうやって食べたらいいかわからない、もらってくれないなら捨てる・・・だとさ。
戦後の影をちょこっとだけ引きずった時代に育った私にとって、まだ食べられる物を捨ててしまうなんて言語道断です!

半ば押し付けられた形でしたが、ちゃんとおいしく食べてあげるさ!と闘志がわいてきました。

育ち過ぎているけれど、筋っぽかったりパサパサしたりしているわけではありません。
種がぎっしり詰まった真ん中のワタの部分さえ取り除けば、どうにでもなりそう。



こんな時の強力な助っ人は、ネットの料理サイトです。
特にクックパッド(cookpad)はお宝レジピ満載。 日本に住んでいた時から毎日のようにお世話になっています。

基本的には、普通サイズのズッキーニのレシピに従って、色々と作ってみました。
最初の以外は写真を撮っていなかったので、レシピの掲載ページを参考にしてください。






まずはアメリカ人の定番、ズッキーニブレッド (zucchini bread)

日本ではパウンドケーキの類いのものを、こちらではよくブレッドと呼んでいます。
どうして?これはケーキの仲間なんじゃないの?と義妹に聞いてみました。

ブレッドと呼んだ方が甘みを抑えた食事系の気がして、あまり罪悪感を感じずにすむからじゃない?と笑っていました。

だから、肥満大国への道を突っ走ってしまったんだろうが・・・! (-_-;)
(ちなみに、義妹はちゃんと運動しているのでとてもスリムです。)

話を元に戻すと、私は下記のレシピの倍量で2本作ることにしました。
皮付きのままチーズおろしでおろすと、こんな風になります。


少量の砂糖をふって少し時間をおき、出てきた水分は絞ってから生地に加えました。
家にあった pecan chips (ピーカンナッツを細かく砕いた物)も少し加えて、食感のアクセントに。
くるみでもおいしいと思います。

家のオーブンでは、華氏350度(177℃)で40分で焼き上がりました。



しっとりしていてとてもおいしく、娘の彼氏(お菓子作りが好き)から英語のレシピをリクエストされてしまいました。
小麦粉や砂糖、日本では何グラムと重さで書いてありますが、アメリカでは何カップとで表すのが普通です。
しかも1カップが日本では200cc、アメリカでは約240ccなので、換算がちょっと面倒でした。

 ズッキーニブレッドのレシピと写真はこちら★


次の少し変わった料理も、とてもおいしかった!
見た目は小さなお好み焼きみたいですが、チーズも使ったのがグッドアイディアです。
お客様たちにも大好評でしたので、我が家の定番料理の仲間入りしそうです。

 簡単トルコ!ズッキーニのチーズ焼きのレシピと写真はこちら★


お次は、これ。
じゃがいもズッキーニの異なった食感が、絶妙の組み合わせでした。

しょうゆを使った料理って、私たち日本人にとっては一番ほっとする味かもしれませんね。
キッコーマンのしょうゆはどこのスーパーでも必ず手に入るので、本当にありがたいです。

 ズッキーニとジャガイモの醤油ドレマリネのレシピと写真はこちら★


この他、数種類の夏野菜と共にラタトゥイユも作りました。
天ぷらにしてもイケる、みそ汁もグー!という情報もゲット。

輪切りにしガーリックソルトをまぶして、パン粉とパルメザンチーズを合わせた衣をつけ、オリーブオイルで揚げ焼きにするイタリアン風も良さそうね。


・・・でも、ずっとズッキーニづくしで、さすがに飽きてきました。。。


ああ、それなのに~
おばけズッキーニをくれた人に、おいしく完食したよ♪とお礼を言ったら、さらに大きなのがまた届いちゃった!!
今度のは長さが40cmもあります。 どうしよう・・・

一緒にいただいたスクワッシュと並べて、記念撮影しました。
何だか怪しげな画像となってしまったわ(大汗;)
斬新なアート・・・には見えないか。



我が家の小さなガーデンの枝豆も、だいぶ育ってきました。


初めて少しだけ塩ゆでにしてみたら、おいし~い♪♪♪
日本と違って簡単に手に入るわけではないので、手間暇かけた分、ものすごく貴重に感じます。


友人の家では、あともう少しという所で鹿に枝豆を全部食べられてしまったそう。
早めに食べてしまおうっと!



おまけ 夕方雷が鳴り、その後に hail :ひょう)が降りました。
     直径1~2センチはあったでしょうか。


庭の一部は、こんなにびっしりで覆われていました!
幸い被害はありませんでしたが、降っている最中ドキドキでした。


6 件のコメント:

  1. こんにちは~ 
    枝豆 美味しそう フローズンのとは色も違いますね...来年こそ私も育てます。

     私も大き過ぎたズッキーニを友達からもらいましたが 簡単料理しかしない私には使い道がないから 黙って他の友達に回しました 彼女がズッキーニブレッドを作ってくれました。結構美味しいかたがズッキーニの味がしませんでした。次回大きなの貰ったら私がサクラさんのレセピで挑戦します。
    スクワッシュの写真...見て笑ってしまいました。サクラさんてユーモアがあるんですね、ブラックリストに載らないよう気を付けてね!(冗談)

    あと、ひょう 怖いですね当たったら痛いでしょうね。時々こちらにも降りますが私の町には落ちてこないです。以前、メンフィスに住んでる友達がゴルフボールサイズのひょうに高級車が凸凹になったと嘆いていました。気をつけて下さい
    では又、

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    1. staさん、

      枝豆を食べたことないアメリカ人に食べさせると、
      決まってさやごと食べようとするので、
      いちいち説明しなくてはなりませんでした。
      でも、皆さんすごくおいしがって食べてくれました!
      みんな目が輝いていたので、来年はもっとたくさん育てたいです。

      高級車に雹が当たったら、泣きますね。。。
      家では、ガーデンのトマトが少し落ちてしまったぐらいで済みました。

      ズッキーニブレッドは、野菜臭さなどは全くなく、しっとりしています。
      娘の彼氏はさらにしっとりを狙って、アップルソースを少し加えてみたそうです。
      staさんも、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪

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  2. ジャンボですね~さすがです
    スクワッシュとズッキーニのスリーショットは斬新なアートに見えます(-m-)

    その後に登場した枝豆が妙~に愛しく思えるのは手塩にかけた貴重品だからでしょう
    あ~~~ビールが更に美味しくなりそうですね

    雷だけでも怖いのにこんなに沢山の雹が降るんですか!
    枝豆に続いて被害が無くて良かったですね

    所で・・・偶然でビックリしたのですが私もズッキーニを使って一品つくりましたが
    手頃なサイズで良かったです(笑

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    1. YUKIさんも、ズッキーニ!?
      きっといつものように、美しくおいしそうに盛り付けされたのでしょうね。

      日本ではビールの最高のつまみだと、枝豆の宣伝に力を入れています。
      もぎたてだから、なおさらおいしいのでしょう。
      ここでは貴重品なので、一粒一粒を噛みしめるようにいただきます。

      雹には驚きました!ばらばらとすごい音・・・
      天窓があるので、割れてしまったらどうしようと真剣に心配しましたが、
      何ともなくてほっとしました。

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  3. こんにちは。
    ズッキーニブレッドとっても美味しそう~!
    私も先日ズッキーニで、マフィンを作ったところでした。
    おろすのがちょっと私(面倒くさがり(笑))には面倒でしたが、出来上がりは満足でした~。
    そういえば昨日のうちのブログでしょうかいしたサラダもズッキーニ入りでした!
    ひょう、降ったのですね~。
    私もミネソタに来て初めて大きなひょうを体験しました。
    小さいものでも、運転しているときに降ってくると、車にダメージが出ないか、といつもはらはらします~。

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    1. Reikoさん、

      おばけズッキーニのおかげで、色々なレシピを覚えました。
      クセのない味で、結構何にでも合うのがありがたいですね。
      確かに、おろすのはちょっと面倒・・・(笑)

      人参やかぼちゃのお菓子は、日本でも売られていますが、
      ズッキーニを使ったものには、アメリカで初めて出会いました。
      こちらでは定番で、皆さんよく焼いていますよね。
      マフィンとなるとまた違った配合になるのでしょうか。
      ズッキーニブレッドのレシピも様々ですので、また別のを試してみたいです。

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