おまけのページ

2012/04/08

とんでもないイースター

今日はイースター(復活祭)でしたが、それどころではない、長い長~い1日となってしまいました。

私が日本に戻ってから、86歳の父はずっと何となく調子の良くない状態でした。
昨日はずい分元気になり、久しぶりに少しだけ庭も歩いて、夕食も完食!
母も私も、ようやくほっとしていたのです。

ところが突然夜中に、右脚が全然動かないと言い出したため、救急車を呼んで入院することになってしまいました。

17年前に脳こうそくを患った父は、左半身にマヒが残ったとはいえ、人に頼ることは大嫌い!
これまでずっと車椅子も頑固に拒否し、何でもできるだけ自力でやろうとする人でした。

頼みの右脚まで動かなくなり、そんなプライドもずたずたに切り裂かれてしまいそうなのが、見ていて切ないです。

今回は、血栓が脳ではなく下肢の血流を塞ぐ場所に詰まったため、感覚がなくなってしまったとの説明でした。
詳しいことは省きますが、いつどんなことが起こるかわからない状態のようです。


若いお医者さんや看護師さんたちの、明るくテキパキとした対応に、心細くてたまらなかった母と私はどんなに救われたことでしょう。
本当にありがたくて、ひたすら頭の下がる思いでした。

たまたま里帰り中だったために、弱気になる父を励ましたり、オロオロする母の手助けをすることができたことを、幸運に思います。
とんでもないイースターとなってしまいましたが、この偶然は神様からのプレゼントだったのかもしれません。


今日は、以前住んでいた家の近くの、美しい桜並木を見る予定でした。
それは叶いませんでしたが、昨日のうちに学生時代の友人たちと共に、品川駅近くのホテル街のを見ることができてラッキーでした。



キリストの復活にちなんで、どうか父にも奇跡が起こりますように・・・

8 件のコメント:

  1. それはそれはとても心配ですね。
    8日はお釈迦様の誕生日と言われている「花祭り」の日でもあるんですよー。
    Sakuraさんのお父様はキリスト様とお釈迦さまに見守られているのでは?
    ですからきっと大丈夫!!\(^o^)/
    お母様もSakuraさんも看病のお疲れが出ませんように気をつけて下さいね。
    どうぞお大事に。。。。。

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    1. あちちさん、

      ありがとうございます。
      そうでした、今年はイースターとお釈迦様の誕生日が重なったのですね。
      おかげ様で、昨日に比べるとだいぶ顔色も良くなってきて
      少しほっとしています。

      親が老いていくのを見るのは、胸がしめつけられる気がしますけれど、
      誰もが通る道なのですよね。

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  2. おかべ なお2012年4月8日 22:31

    里帰りしてる時で、お母様にとっては心強かったことでしょう。一寸した親孝行になったわけですね。あちち様の言ってるように、お釈迦様・キリスト様がついてるから大丈夫ですよ。お父様が早く良い方向に向かいますよう・・皆がついてます!

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    1. なおさん、

      ありがとうございます。
      入院の手続きなどの事務的処理も、母1人だったら大変だったことだろうと思います。

      どうしてここまで・・・とあきれるほど、色々なことを記入しなければならなかったので・・・
      父のことももちろんですが、母のことを精神的にも支えることができて
      よかったなと思います。

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  3. ハッピーイースター!
    そうでしたか~お父様大変でしたね。
    けど、医療チームの皆さまのお力で
    心強かったですね。私の両親は若くして
    なくなったのですが、お父様と同じ位の
    年齢に達しています。故郷が遠いことは
    切ないことでもありますね。お母様のお力
    になれてよかったです。
    お心の不安を神様にゆだねてください。
    祈らせていただきます。

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    1. みどりさん、

      ありがとうございます。
      故郷から遠く離れていると、何かあってもすぐにかけつけられるわけではなく、
      今回はたまたま里帰り中だったのが、不幸中の幸いでした。

      大変な時にこそ、家族の絆がいっそう深まり、
      健康に普通の日常生活を送れることがどんなに幸せか、
      あらためて気付かされますね。

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  4. お父様…私の亡き母に似ています
    やはり脳梗塞を患って手足や脳に障害が出てきましたが
    人に(特に夫に)頼ることが嫌だったようで大変でした
    同じようにとてもプライドが高い人でした

    今回は脳の方ではなかったようですが
    一度脳梗塞を起こすと決して油断できないのですよね
    sakuraさんが帰国していてご両親はどんなに心強かったか

    私もお父様に奇跡があることを願っています
    どうぞ 出来るだけお声をかけてあげてくださいね

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    1. YUKIさん、

      ありがとうございます。
      YUKIさんとご両親も、大変な思いをされたのですね。
      手助けをしたくても、相手のプライドを傷つけたくはないし、
      むずかしいところです。

      今まで本当に長いこと頑張ってきた父なので、
      できるだけ本人の思いを尊重するつもりでいます。
      自分がそんな状況になった時、どうしてもらいたいだろう・・・
      そんなことを考えながら。。。

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